読み聞かせ記録帳 blog

子ども達に楽しんでもらえる絵本を探したり、紹介したりしているブログです。

10/3 読み聞かせ

 

   

 

ゆっくりがいっぱい!

ゆっくりがいっぱい!

 

      

     今週は、3年生の教室で絵本を読んで来ました。1冊目は、エリック・カールさんの、「ゆっくりがいっぱい!」

まずは、裏表紙にある、エリック氏のあとがきを紹介しますね。

 

なんでいつも いそいでいるんだろう?

はやく はやく はやく!って

ばたばた あわてて しごと

ちょこちょこゲームにむちゅう そして

いそげや いそげ!

パチンと きりかえ!

テレビをみたり 

ファストフードたべたり…

みんな ぼくらに いうんだ

きびきびやれ! いそげ!

じかんがなくなるぞ!

ふみつけていけ!

こんなんじゃ ともだちといっしょに

ゆうひをみたり

よぞらのほしをみあげたりなんて

するひまがないよ

ああ…ほんのすこしでもいいから…

ものしずかな ナマケモノから

なにかを かんじとってくれたらなぁ

ゆっくり のんびり おっとりと

えだをつたって

ほんのすこし たべ   たくさん ねむり

ものしずかに  へいわにいきる

ナマケモノのすがたから

 

      ナマケモノくんは、なまけているんじゃないんです。彼らしさなんですね。素敵な絵本です。

     今回は、同作のポルトガル語版を図書館で見つけたのでそちらも持って行って、ブラジルからの子たちに見てもらいました。もっとたくさんのポルトガル語の絵本が入るといいと思うので、初リクエストしてみる予定です。

     この絵本には、ナマケモノの他に、たくさんのジャングルの動物たちも出て来ます。普通に読むと、5分程で読み終えられるのですが、「これはなんてゆう動物?」とか、「ナマケモノは、1日に葉っぱ2枚でいいんやで!」とか、みんな好奇心イッパイに見て、聞いてくれるので、なんだかんだで、読み終えるのに10分近くかかりましたね。ちなみに出てくる動物は全部、最後のページで紹介されています。

   ある子に、「アリクイの口って何でこんな形なの?」って聞かれて、アリ塚を見せて説明してあげたかったです…。あと、「アリクイって、ヒアリ食べれるのかな?」という質問も飛び出して、うーん…食べて大丈夫なのかな?口の中刺されたら痛かなるかな?なんて。素敵な絵本は子どもたちの好奇心をたくさん引っ張り出すんだなぁと思いました。

 

    少し時間があったので、もう1冊は、「ゆめみるハッピードリーマー」を読みました。その中で、ある子が、「夢なんて叶わない」って言ったんですよね。刺さりました。でもね、夢は力なんだよ。あるとじんわり幸せなんだよ。叶えるための夢だけだと、疲れる時もあるかもしれないけど、必ず力になるよ。何にもないとさみしいよ。私の夢は、いつか宇宙旅行へ出かける事だよ〜。っていったら、ムリだよ〜って。でもね、夜、星空を見上げて、行きたいな〜って思うだけで、ワクワクしちゃうんだよね〜。宇宙から地球を見たら、綺麗なんだろうな〜って。そしたら、明日も頑張ろうって、思えたりするのよね。

 

   みんな、そんなに早く大人にならないでぇ…。そうさせてるのは私たち大人なんですけどね。うーん。そんな事を考えた、今回の読み聞かせでした。

 

     ではまた。

 

     

 

9/26 読み聞かせ

   

   今日の読み聞かせは6年生の教室でした。

 1冊目に選んだのはこちら。

 

ラシーヌおじさんとふしぎな動物 (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

ラシーヌおじさんとふしぎな動物 (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

 

    

   「ゼラルダと人喰い鬼」のトミー・ウンゲラー氏の絵本です。氏の絵本はなんてゆうか、ブラックなユーモアに溢れていて好きなんですよねぇ。絵のそこかしこに「あらら…」的なものが潜んでいます。

  内容については、言ってしまうとつまらないので控えますが、読んだ後に、「だと思った!」と言う子が1人2人いましたよ〜。

   読むのには11分ほどかかります。15分が待ち時間だったのですが、早めに読み始めさせてもらって2冊目へ…

 

     2冊目はこちら。

 

ゆめみる ハッピードリーマー

ゆめみる ハッピードリーマー

 

      

     今回はこの本を図書館で借りてきたのですが、ピーター・レイノルズ氏の本は全部買うことに決めました。

     この本の作者のピーターさんは、診断こそされていないけれど、ADHDの自覚があるそうです。そしてこの本は、彼の物語なんだそうです。とても素敵な本です。自由で、カラフルで。

   私は、そんな氏の前向きな、というか底抜けにハッピーな考え方を、学校という場所で窮屈な思いをしている子がいるなら伝えたいと思い読んできました。夢見ることを、なかなか大事に出来ない時代ですよね。私の夢は、宇宙へ行くことですが、子ども達にそう言ったら、「へぇ…」って感じでした。大人のくせに何言ってんだ?って思った子もいるかしら。でも、そんな大人がいてもいいだって思ってもらえたなら嬉しいかな。夢って、叶えるために必死になるものだけじゃなくて、心が楽しくなる夢も沢山もっていいんだな、支えになるんだなって、私自身がこの本読んで思いました。

     ちなみに…読むのには5分ほどかかります。

 

  今回の内容は、なんともとりとめがないなぁと思いながら書いていますが、もうひとつ。

    前に、高学年では反応が少ないから読むのに緊張する、読みにくい…的なことを書いた気がするのですが、それは当たり前だよなぁと思ったことについて。

 

    当たり前だけど、子どもたちは年齢が上がるにつれ、その年相応に成長することを求められています。親にも先生にも周りにいる人たちにも。そうなりたくなくても、学校という場所の中では、ならなければはみ出してしまいます。だから必死でなっている子も、きっといるんだろうなぁって。そんな風に、高学年なんだからしっかりしなさいって言われている子たちに、低学年のように楽しんで聞いて欲しいって思う私の方が間違っていたなぁと。なんてゆうかな、6年生のプライドがあるから、こちらの望むような反応は出来ないのかな、と。そもそも、望む反応ってなんじゃいってな。

    あと、先生に静かに聞くように言われているからそうしてくれているわけで。「静かに聞いてくれてありがとう」の一言を言って終わるようにしました。

  低学年の子たちには、「楽しく聞いてくれてありがとう」かな。

 

  最後までとりとめがないけれど、何のために読みに行っているのか、今回すごく考えました。今まではどこか、自分の満足のために読んでいたんだな〜って思ったので、これからも、読むことを楽しむことは大切だと思うけれど、何かを期待する、みたいな心持ちはなるべく持たないように読みたいと、思いました…。

   何かを伝えたいから絵本があるし、私もそれを読んでいる。受け取るのは子どもたち。私が何を読むか自由に選ぶように、どんな風に受け取るかは、みんなの自由なのだよな。なんて、当たり前のことをしみじみと今さら…でした。

 

   ではまた。

   

 

 

 

9/19 読み聞かせ

  今日は、前回と同じ学年だったので、同じ絵本を読んできました。

「すばこ」と「おふとんさん」です。

   みんなニコニコ、しっかり顔を上げて聞いてくれて、嬉しかったです。

     実は私に朝ちょっとトラブルがあって、自分でもビックリするくらいそこからの切り替えが出来ていませんでした…タイトル読んだときに声小さいし、全然教室の中が見えてなくて…なので、みんながキラッキラな笑顔を見て焦りました〜。こんなに楽しみにしてくれてるのに!なにしてたんやろ…⁉︎

  切り替え大事。

   先生って大変な職業だなぁ…。と改めて思いました。

 

     それから、前回宣言した、外国ルーツの子たちのための対策ですが、今回の2冊を翻訳サイトでポルトガル語に翻訳してみました。それだけでは不安なので、ポルトガル語が出来る先生にチェックをお願いしました。今回は、読み聞かせには間に合わなかったのですが、こんな内容だったって事を伝えたいので、担任の先生にお願いして、後日渡してもらう事になりました。

   もっと早めに準備しなくちゃな〜。

先生の仕事を増やしただけでは申し訳ないので、ちゃんと子ども達の役に立つようにしていきたいと思います。

 

     あと今回思った事をもう一つ。教室に必ずいる、ちょっと悪い間で発言しちゃう子。私は好きなんですよね。それだけ聞いていてくれるんだし、関わってくれるのが嬉しくて。顔を伏せている子も思わず顔を上げてくれるので、「いいぞ!」って感じ。賑やかになって収拾つかなくなるかな…?と思ったけど、「じゃあ、続き読むね〜」って言ったら、みんなまたこっちを向いてくれて。その子に今度ありがとうを伝えようと思います。楽しんでくれてありがとうって。「楽しむ」って伝染していくんだな〜っていうのが今回特に思った事でした。

 

   ではまた〜。

     

 

 

おふとんさん

 

おふとんさん: ぴっかぴかえほん

おふとんさん: ぴっかぴかえほん

 

 

         おふとんさんは

      ふっかふか。

 やさしい ぬくもりで

      つつんでくれる。

 

    この本も、前回の読み聞かせで読んだものです。

    最初、表紙を見せたらみんな、???それがおふとん???って感じだったのですが、「リラックマを描いた人だよ。」って言ったらすごく興味を持ってくれました。リラックママジリスペクト。

     

     冗談はさておき、たぶんリスの坊ちゃんと、ヒヨコみたいなおふとんさん。

2人の物語はシンプルだけどユーモラス。

そして、あったかい。おふとんさんの心があったかくてフワフワなんだろうな〜。

聞いてる子の1人が、「いいな。あったかそう。」って言ってくれて、ほんとだねぇ。って。冬になったらこんなおふとんさんがうちにも来てくれないかなぁ。なんてお話してきました。

     絵もステキです。色遣いがとてもステキです。語彙力がないのでステキとしか表現出来なくて申し訳ないなと思います…

 

    みんなニコニコしながら聞いてくれた、オススメの一冊です。   

 読むのには、4分くらいかかりました。

 

    ではまた…。

 

 

 

 

 

すばこ

 

すばこ

すばこ

 

 

       今日は、前回の読み聞かせで読んだ、

 「すばこ」を、紹介します。

 

すばこは、人が作った鳥の家です。

そざいも、かたちも、大きさもいろいろ。

小鳥たちのいのちを守り

人びとに楽しみを与えてくれるすばこ

もともとは、ある小鳥好きの

貴族の男性がはじめたものなのです。

 

    私は鳥が大好きです。子どもの頃にはインコや文鳥を飼っていましたし、ツバメやヒヨなどの野鳥が怪我していたりすると保護して世話をしたりしていました。

   そんななので、次男の読書感想文の本を探しに本屋さんへ足を運んだときに、「これにしよっか!」と次男を説得しました。←ダメ母さん!

そしてさらに、夏休みの理科研究も鳥の観察にしました。←ダメ母さん!!

 

   そこら辺はさておき、とてもいい本です。絵も、色がはっきりしていて読み聞かせにもいい感じです。私的には、最後に急に教訓と言うか、この本から環境破壊について考えてみてね、的なものを感じて、う〜ん…と思いはしました…。

   実際に読んでみても、みんな、あ、そゆこと? みたいな顔をしていたように感じました。押し付けられるのは嫌なんですよね。それよりは、鳥達が安心して暮らせるようになるといいね!の方が、守りたいって受け取れるんじゃないのかな。なんて、偉そうに思ってみました。

 

  色んな巣箱が紹介されていて、読んでいると、みんなすごく素直に、「え〜!そんなのが巣箱になるの?」とか、「ペンギンも巣箱を使うんだ〜!」と驚いてくれて、あぁ、いい本だなぁと思いました。

  「わたしんちは、お米あげてるよ〜。」と最後に教えてくれる子もいて、「鳥さん、可愛いよね〜!」と盛り上がりました。

 

  読むのには、5分ちょっとかかりました。

 

 

9/12 読み聞かせ

   夏休みが明けて、最初の読み聞かせへ行ってきました。

   読んだのはこちらの二冊です。

 

すばこ

すばこ

 

 

おふとんさん: ぴっかぴかえほん

おふとんさん: ぴっかぴかえほん

 

    

   本の紹介は次回にして、今回は反省文を書きたいと思います。本は素敵なのに、その素敵さを伝えきれない力不足と努力不足。くそう。ちゃんとしとけ。夏休み何してたん。と猛反省中。準備不足からの不安からの小さめの声、しかもやや早口になり、後ろの子達への配慮する余裕もなく。みんながリアクションしてくれるので少し冷静になってゆっくりにできたけれど…もっともっと楽しんでもらいたいし楽しく読みたい。練習あるのみ。これからも頑張ろう。

 

    あと、猛烈に気になったのが、最近来たばかりの外国ルーツの子たちの無関心さ。そりゃそうだ。何言ってんだか分からないんだもん。最近は翻訳ツールもあるしやってみるか!と決意を新たにした事を、ここに報告いたします。

 

    来週もあるので、頑張るぞ!
 

 

メリーさんのひつじ

 

     あぁ気が付けば7月…驚きの速さで毎日が過ぎていきます…

 

     今回の絵本はこちら。

メリーさんのひつじ (世界傑作絵本シリーズ)

メリーさんのひつじ (世界傑作絵本シリーズ)

 

     

    誰もが歌ったことがあるであろう、「メリーさんのひつじ」が、なんと実話からうまれた歌だったとか…⁉︎

  作者のウィル・モーゼス氏も前書きで書いているのですが、私もこれは、「マザーグース」からの歌だと思っていましたが、違ったんですねぇ。アメリカのマサチューセッツ州スターリングで生まれた、メリー・エリザベス・ソウヤーさんと、飼っていた羊の、実際にあったお話がもとになっているそうです。実話だったなんて!驚きました。

   当時の様子が活き活きと描かれていて、素敵な絵本です。

 

    読むのには11分ほどかかりました。