読み聞かせ記録帳 blog

子ども達に楽しんでもらえる絵本を探したり、紹介したりしているブログです。

ふたりでひとり

  

なんともシュールで能天気なお話に

あきれるやら、笑うやら…

 

上方落語の傑作『胴切り』が

おっとり楽しい絵本になりました。

 

       ほんとにまぁ、なんてシュールなお話なんでしょう。

     名刀の切れ味を試したい侍に試し斬りされてしまった竹さん。体が上と下にまっぷたつ!そこは通りかかった松さんの妙案は…

     いや、斬られたら普通死ぬやん。おかしいやろ〜。なんて声が読みながら聞こえてくるような…それともシュール過ぎてポカーンとなるのか…読んでみないと分からないんですよね。楽しんでくれたらいいんだけどな〜。

 

     オチがまた、面白いんですよね。落語ならでは。

 

      読むのには、7分ちょっとかかりました。

 

ふしぎなでまえ

 

ふしぎなでまえ (講談社の創作絵本)

ふしぎなでまえ (講談社の創作絵本)

 

ものぐさ者の

じゃがさんとさつまさん。

カレーとラーメンをたのんだら、

ふしぎなでまえがやってきた!

 

      とっても面白い絵本です。

 子どもたち楽しんでくれそう!

  読むのには、3分ちょっとかかりました。

 

     実は私は、学校というものが好きではありませんでした。理由は色々ですが、苦手なところでした。うちの子たちも苦手なようです。(こんな事も遺伝するのかな…?でも、考え方は親子だもの似てきますよね。)なのに少し前の私は、子どもは学校が好き、学校へ行きたいだろう、なんて思っていました。学校へ行き渋るわが子に、なんで?などと思っていました。勝手な親ですよね〜。

      それで、読み聞かせで学校へ行くようになって、朝の子どもたちの様子を見ていると、やっぱり楽しそうでなさそうな子もいます。そりゃそうだ。今から5時間から6時間、お勉強しなくちゃいけないんだもんね。

     だから、私としては、朝のひと時、わははと笑って、面白かったね〜!と過ごしてもらいたいのです。なんてゆうか、大人の思惑が見え隠れする絵本は…やっぱり…スッキリしないかなと。二冊読める時は、もう一冊は季節を感じられるものや、知的好奇心をくすぐりそうな本を選ぶことが多いです。

     高学年には少し違った、面白いものを、と思っています。が、なかなか難しく、まだまだ、色々探していきたいなと思います。

 

     それでも、子どもたちの心に何が残るかなんて、まーーったく分かりません。忘れちゃうものの方が多いのかも。それでもその時に、ははは、と笑って楽しんでもらえたら、それが一番嬉しいな。

 

     読み聞かせ、今年もがんばろーっと。

 

ゴリラにっき

  

    久しぶりに図書館へ行って本を借りてきました。

    また、読み聞かせが始まります。楽しみだなぁ。

   読み聞かせがない間はついお休みしてしまいます…このブログ…。もっと色んな絵本を探したらいいのに、面倒くさがりなもので。なるべく頑張っていこう。

 

     さて、今回の絵本は、「ゴリラにっき」

ゴリラにっき

ゴリラにっき

  • 作者:あべ 弘士
  • 発売日: 1998/07/15
  • メディア: 大型本
 

   子どもたちって、なぜかゴリラが好きじゃないですか?うちの子たちだけなのかな?やたらゴリラが好きなので思わずこの絵本にも手がのびました。

 

     子どものゴリラくんのある日のできごとと、その感想が綴られていて、その感想がとてもいいんです。ふふ、と微笑んだり、思わずうんうん、と頷いてしまったり。ゴリラくん、いい子やな。

 

     読むのには4分半くらいかかりました。

ふしぎなカメラ

 

ふしぎなカメラ (PHPにこにこえほん)

ふしぎなカメラ (PHPにこにこえほん)

 

 

 トッテ・トッテノ・トッテーナ!

カメラを むけて

じゅもんを となえると……!?

 

   こんどは  なにが

      とれるかな!?

 

 

    とっても楽しい絵本でした!

    ふしぎなカメラとは、どんなカメラでしょうか!?色んな感想が飛び交いそうな、みんなに読みたくなる絵本です。

    新学期の一冊目はこれにしようかな〜♪

 

   読むのには7分くらいかかりました。

トム・ティット・トット

  

  なまけんぼのむすめが、ひょんなことから、王さまのおきさきになってしまった。ぜいたくざんまいでくらしていたが、やくそくどおり糸つむぎを命じられて、こまった、こまった。そこへ小鬼があらわれて……。

   グリム童話「ルンペンシュティルツヒェン」としても有名な昔話。

 

    私は、わりと最近の絵本を選ぶことが多いので、たまには、と、選んでみました。

   読むのには6分ちょっとかかりました。

 

    語り継がれる童話、たまには日本の昔話なんかも選んで読んでいきたいです。どんなのがいいかな……

   また色々考えていこうと思います。

にわのわに

 

 

にわのわに

にわのわに

 

 

     絵がかわいいので画像が出なくて残念です…。回文絵本です。少々子どもには分かりにくい、古い言い回しもあるけど、よくこれだけ見つけたよね!っていう感じで盛りあがります。♪にわのわに〜♪って、ピタゴラスイッチでもありましたね。

   お話ではないけど、ことば遊びも、朝の読み聞かせにはいいかな、と思うので、候補に入れています。低学年向きですね。

 

   一度読んで、もう一度後ろからも確認しながら読むので、読むのには4分くらいかかりました。

 

バナナのかわですべったら

 

   すごく文章のテンポが良くて、読みやすいです。

    繰り返しとか、韻を踏んでいたりとか、五七五になっていたりとか、気がつかずに読んでいても、読みやすいな、聞きやすいなと思うとそうなっていたりして、面白いなと思います。

 

   バナナのかわですべったら。いったいどうなってしまうのか。

   バナナのかわをふんづけて、すべったさるのモンキッキ。かんがえて、かんがえて……

    想像が広がるステキな絵本です。

 

    作者の、もり ひさしさんは、「バナナの皮のねがい」なるものも書かれていて、なるほど、視点を変えればいろんな想いがうまれるなぁ、と思いました。

 

    バナナのかわですべる。これって小学生くらいのお友だちが大好きな事件ですよね。来年度の読み聞かせが始まったら読みたいなと思います!

 

   読むのにはだいたい、4分くらいかかりました。