読み聞かせ記録帳 blog

子ども達に楽しんでもらえる絵本を探したり、紹介したりしているブログです。

6/27 読み聞かせ

 

     行ってきました読み聞かせ。

ピカピカの一年生の教室へ。我が子の時とは違うドキドキがありましたね〜。幸い、知っている子が何人かいて、教室へ入る前に手を振ってくれて。かなりリラックスしました!

 

  一冊目は、

   きょうは みんなで クマがりだ

   つかまえるのは でかいやつ

   そらは すっかりはれてるし

   こわくなんか あるもんか!

     このセリフが何回か出てくるので、覚えて言える子は、言ってくるかな?って言ったら、何人かの子は一緒に言ってくれました。嬉しかったですね〜。「こわくなんか…」のところで、「ぜったいこわいし!」とかの発言があり、楽しんでくれて何よりでした〜。

 

      お次は

       初めての教室では絶対に読もうと決めている本です。 知っている子も何人かいました〜。知っている子が恥ずかしそうに歌ってくれて、みんなも歌ってくれました!

 

     そして、ちょっと時間が余ってしまい、早めに終わろっかな〜としたら、「つぎはなによんでくれるの〜?」と言われたので、じゃあ!と、

あれこれ たまご (かがくのとも絵本)

あれこれ たまご (かがくのとも絵本)

 

    一応用意してあった、こちらの本を読むことにしました。

   この本、関西弁でタマゴが色んなお料理に変身していく内容なんですけど、みんな、とっても楽しそうに聞いてくれました。一番受けたのは、

いっつもせいれつ。いっつもせいざ。

とがった おしりが いつも した。

     でした。おしり?おしりが面白いの?一年生、かわいいぃ〜♡

   そして何が出来上がるか予想してくれたり、「これキライ〜」とか「だいすき〜」とか、感想合戦で聞いていてと〜っても楽しかったです。

   読むのには4分ちょっとかかりました。時間ギリギリになってしまいましたが、また来たいな〜と思う、とっても楽しいクラスでした!

 

初恋

 

初恋 (声にだすことばえほん)

初恋 (声にだすことばえほん)

  • 作者:島崎藤村
  • 発売日: 2009/10/23
  • メディア: 大型本
 

     この詩を勉強するのは、中学校へ入ってからだと思います。勉強になる前に、この美しい日本語の詩と、絵本として出会ってもらいたいな、と思い選びました。

    挿絵もとても優しくて、美しいです。

    この本もやっぱり、高学年向きでしょうか。    

 

    口語訳も載っていて、それも読んでも、3分くらいで読めると思います。

 

     初恋。意識している頃だろうし、照れ臭くなっちゃうのかしら。

    でも、ただ聞いていて心地よい。それを味わってもらいたいですね。

ながいながい骨の旅

 

ながいながい骨の旅

ながいながい骨の旅

 

     こちらも、高学年での読み聞かせにどうかな、と思い借りてきた本です。が、いかんせん、読むのに時間がかかります。少し説明を入れながら読むと、15分かかってしまいます。

 

     でも、面白いんです。単細胞生物がうまれて、多細胞生物になって、骨がどんな役割をもってうまれたのか、今の私たちの骨にどんな意味があるのか。

   わたし自身、知っている気になっていたけれど、そんな意味があるのか〜と、改めて身体の神秘というか、生命の神秘というものを知りました。

 

私たちは、「骨」や、その中でつくられる「血」というかたちで、いまも、体の中に「海」をいれて、もちはこんでいるのです。私たちは、体の中に「海」をもつことで、地上で生きていくことができるのです。

  

     次回の6年生の読み聞かせの時に、少し早めに行って読みたいと思っています。みんなにも、自分の身体の素晴らしさ、分かってもらえたらいいな。

   

6/20 読み聞かせ

 

   6年生の教室へ読み聞かせに行ってきました。読んだのは、 

     やはり、こちらを読みました。

   物語の季節は秋から冬にかけてですが、今は、ちょうど窓の外にツバメが飛ぶ季節なので、読み始める前に、ツバメが来てますね、という話を少ししました。

 

  みんな、とても静かに聞いてくれました。いつもならずっと下を向いていたりする子もいるのですが、みんな顔を上げて聞いてくれていました。驚きました〜。

   最後はみんな、なんとも言えない表情をしていました。なにか伝えられたら、と、思い過ぎないように心がけていますが、今回はみんなの表情に、わたしがなにか、グッとくるものがありました…

 

      と、少し時間が余ったので、

「なぞかけどうじょう」を…

なぞかけどうじょう

なぞかけどうじょう

 

      〜とかけまして…とときます。そのこころは!ってやつですね。時間がなかったので、説明は少しはしょって、なぞかけの部分を読んで、みんなにそのこころは?を答えてもらいました。みんな真剣に考えて答えてくれて楽しかったです。

 

   一冊だけで終わって、余韻に浸ってもらった方が良かったのか…悩みます。でもわたしは、朝のひと時を楽しく!をポリシーにしているので、これで良かったかな、としています。

しあわせなおうじ

 

      
「あなたは、どなたですか?」

「わたしは、しあわせな おうじだよ。」

「では、なぜ、ないていらっしゃるのです?」

 

      仲間にはぐれて、ひとりぼっちで南へ向かう一羽のツバメと、広場に立つ、金と宝石をつけた、しあわせなおうじ。

      王子は、ツバメに頼んで宝石や金を貧しい人々に配ります。そうして、南へ帰ることをやめて王子の手伝いをしたツバメは死に、みすぼらしくなった王子は、人々によって壊され、溶かされます。

まちじゅうで いちばん とうとい

ものを ふたつ、もってきなさい。

     と、神さまに言われた天使が選んだのは…

 

     次回は6年生の教室での読み聞かせなので、こんな本もいいかなと借りてきました。

朝から少ししんみりするお話ですが、

「広場に立って泣いていた時の王子さまと、最後の王子さまどっちが幸せかな?」

なんて聞かずに、読み終えたいですね。

みんなの心には何か残るでしょうか。

分かりませんね。うふふ。そう思うのはわたしのエゴ。まだ決めてはいませんが、読むならしっかりと読みたい、良いお話だと思います。

 

     読むのは、9分ちょっとかかりました。

きょうは みんなで クマがりだ

 

     タイトルの通り、みんなでクマがりへ行くのですが、目の前には草はらや、川や、ぬかるみが…通り抜けて行ってたどり着いたほら穴には…?

 

     英語版を先に知って好きになった絵本です。英語版も日本語版もリズムが良くて、読むのも聞くのもとても気持ちいい絵本だと思います。

     

     今度、一年生の教室での読み聞かせもあるので、その時に読みたいなと思っています。

 

    読むのには4分半ほどかかりました。