ゼラルダと人喰い鬼
一人で市場へ行くことになった、お料理が得意なゼラルダと、それを見つけた腹ぺこ人喰い鬼…しかもゼラルダは人喰い鬼の事を知りません…危ないゼラルダ…
大人的には、「芸は身を助ける」って感じに読み取ってしまいますが、確かにゼラルダの作る料理は美味しそうで、これは誰しも胃袋をギュッと掴まれてしまいそう。
そしてそして、ハッピーエンドかと思われるこの絵本、最後の絵をよーく見てみると…あれ?この子…ナイフとフォーク後ろ手に持ってる…だ…大丈夫…なのかな?
こんな風に、物語が終わってしまうだけでなくて、続きをそれぞれに思い描ける絵本ていいなぁと思いました。そして、 どの学年でもそれぞれに楽しめそうな絵本だとも思いました。
読むのには8分ほどかかりました。