オレ、カエルやめるや
6月に入ると蛍が飛び、カエルの大合唱が聞こえてくるような田舎に住んでいます。たまに飛来するつがいの鴨に癒されます。
今日の絵本は「オレ、カエルやめるや」です。
カエル、やめちゃう?いいな。私も人間やめたい。猫になりたい。スピッツの曲にありましたね。どんなに望んでも叶わない願いで、ともすれば重たいテーマになりそうなのに、カエル君がさらりと、君は君のままでいいよと教えてくれます。絵が明るいのも好きです。他の動物たちの表情も豊かで、素敵な絵です。うん。今日も人間がんばろう。
読み聞かせでは、みんなとても楽しそうに聞いてくれていました。作中の、「なんで?」には、元気に答えてくれる子もいました。裏表紙の「キミはなにになる?」の質問には多くの子が想い想いの意見を言ってくれました。そんな元気で素直な反応があるのはやはり中学年位まで...高学年にもなると、「はぁ?なれるわけないじゃん!」みたいな反応が聞こえてきますが、どんな意見であれ、反応があると、読んでいて楽しいと思えます。読むのには、4分半〜5分かかりました。
カエルの声が近いなと思ったら、いました。グースベリーの枝にカエル君。キミはカエル、楽しんでる?
1週間連続投稿できたら、自分にご褒美のケーキを買ってあげようかなと思っています。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではまた。