読み聞かせ記録帳 blog

子ども達に楽しんでもらえる絵本を探したり、紹介したりしているブログです。

6/27 読み聞かせ

 

   今日は、六年生の教室での読み聞かせでした。気が付けばもう、今学期、最後の読み聞かせ。夏休みがやって来るのね〜。

 

    というのとは全く関係なく、読んだのは、昨日、紹介したこちら。

 

 

 

    前に、読んでもらったことがあったそうで、もう一冊の方にしようか?とも思ったんですけど、知らない子もいたので読むことにしました。

    ほんと、最高学年ともなると、静かに聞いてくれます。反応は薄いのでさみしくもありますが、喰い入るように聞いてくれている子もいるので、真剣に読みます!

  このクラスは、机を後ろに片付けて、床に座って聞いてくれます。

   机に座っていると、机の下でそっと自分の読みたい本を読んでいる子がいたり(私はそれはそれでいいと思っていますが) 、椅子に座っているのが辛そうな子もいるので、これはこれでいいなと思います。準備や片付けに時間がかかってしまうというデメリットもあるので、これがいい!とも言い切れませんが…

 

    初めの頃は、高学年で何を読んだらいいか、悩みましたが、今は読みたい本があります。またシフトが入った時のため、ムスコ達のため、そんな本を見つけていこうと思います。

 

   それでは、また…

 

王さまと九人のきょうだい

 

王さまと九人のきょうだい―中国の民話 (大型絵本 (7))
 

      うちの子は、ラボ(英語の教室です)をしているのですが、このお話はその中で知りました。この前の、「きょうは みんなで くまがりだ」もそうですね。ラボで知った絵本をよく選んでいるかもしれません。

     

     これは、中国のお話です。

    悪い王さまに、九人の兄弟が挑むわけですが、九人はみんなそっくりで、それぞれに異能力を持っていて…

     それぞれが持っている能力を活かすってところがいいですよね。大人的には。子ども的にはハチャメチャな九人がとても楽しいのでは。

 

     読むのには11分ちょっとかかりました。高学年向きでしょうか。私は明日の六年生の教室で読もうと思っています。

 

     それではまた〜。

 

6/27 読み聞かせ

 

     行ってきました読み聞かせ。

ピカピカの一年生の教室へ。我が子の時とは違うドキドキがありましたね〜。幸い、知っている子が何人かいて、教室へ入る前に手を振ってくれて。かなりリラックスしました!

 

  一冊目は、

   きょうは みんなで クマがりだ

   つかまえるのは でかいやつ

   そらは すっかりはれてるし

   こわくなんか あるもんか!

     このセリフが何回か出てくるので、覚えて言える子は、言ってくるかな?って言ったら、何人かの子は一緒に言ってくれました。嬉しかったですね〜。「こわくなんか…」のところで、「ぜったいこわいし!」とかの発言があり、楽しんでくれて何よりでした〜。

 

      お次は

       初めての教室では絶対に読もうと決めている本です。 知っている子も何人かいました〜。知っている子が恥ずかしそうに歌ってくれて、みんなも歌ってくれました!

 

     そして、ちょっと時間が余ってしまい、早めに終わろっかな〜としたら、「つぎはなによんでくれるの〜?」と言われたので、じゃあ!と、

あれこれ たまご (かがくのとも絵本)

あれこれ たまご (かがくのとも絵本)

 

    一応用意してあった、こちらの本を読むことにしました。

   この本、関西弁でタマゴが色んなお料理に変身していく内容なんですけど、みんな、とっても楽しそうに聞いてくれました。一番受けたのは、

いっつもせいれつ。いっつもせいざ。

とがった おしりが いつも した。

     でした。おしり?おしりが面白いの?一年生、かわいいぃ〜♡

   そして何が出来上がるか予想してくれたり、「これキライ〜」とか「だいすき〜」とか、感想合戦で聞いていてと〜っても楽しかったです。

   読むのには4分ちょっとかかりました。時間ギリギリになってしまいましたが、また来たいな〜と思う、とっても楽しいクラスでした!

 

初恋

 

初恋 (声にだすことばえほん)

初恋 (声にだすことばえほん)

  • 作者:島崎藤村
  • 発売日: 2009/10/23
  • メディア: 大型本
 

     この詩を勉強するのは、中学校へ入ってからだと思います。勉強になる前に、この美しい日本語の詩と、絵本として出会ってもらいたいな、と思い選びました。

    挿絵もとても優しくて、美しいです。

    この本もやっぱり、高学年向きでしょうか。    

 

    口語訳も載っていて、それも読んでも、3分くらいで読めると思います。

 

     初恋。意識している頃だろうし、照れ臭くなっちゃうのかしら。

    でも、ただ聞いていて心地よい。それを味わってもらいたいですね。

ながいながい骨の旅

 

ながいながい骨の旅

ながいながい骨の旅

 

     こちらも、高学年での読み聞かせにどうかな、と思い借りてきた本です。が、いかんせん、読むのに時間がかかります。少し説明を入れながら読むと、15分かかってしまいます。

 

     でも、面白いんです。単細胞生物がうまれて、多細胞生物になって、骨がどんな役割をもってうまれたのか、今の私たちの骨にどんな意味があるのか。

   わたし自身、知っている気になっていたけれど、そんな意味があるのか〜と、改めて身体の神秘というか、生命の神秘というものを知りました。

 

私たちは、「骨」や、その中でつくられる「血」というかたちで、いまも、体の中に「海」をいれて、もちはこんでいるのです。私たちは、体の中に「海」をもつことで、地上で生きていくことができるのです。

  

     次回の6年生の読み聞かせの時に、少し早めに行って読みたいと思っています。みんなにも、自分の身体の素晴らしさ、分かってもらえたらいいな。

   

6/20 読み聞かせ

 

   6年生の教室へ読み聞かせに行ってきました。読んだのは、 

     やはり、こちらを読みました。

   物語の季節は秋から冬にかけてですが、今は、ちょうど窓の外にツバメが飛ぶ季節なので、読み始める前に、ツバメが来てますね、という話を少ししました。

 

  みんな、とても静かに聞いてくれました。いつもならずっと下を向いていたりする子もいるのですが、みんな顔を上げて聞いてくれていました。驚きました〜。

   最後はみんな、なんとも言えない表情をしていました。なにか伝えられたら、と、思い過ぎないように心がけていますが、今回はみんなの表情に、わたしがなにか、グッとくるものがありました…

 

      と、少し時間が余ったので、

「なぞかけどうじょう」を…

なぞかけどうじょう

なぞかけどうじょう

 

      〜とかけまして…とときます。そのこころは!ってやつですね。時間がなかったので、説明は少しはしょって、なぞかけの部分を読んで、みんなにそのこころは?を答えてもらいました。みんな真剣に考えて答えてくれて楽しかったです。

 

   一冊だけで終わって、余韻に浸ってもらった方が良かったのか…悩みます。でもわたしは、朝のひと時を楽しく!をポリシーにしているので、これで良かったかな、としています。