読み聞かせ記録帳 blog

子ども達に楽しんでもらえる絵本を探したり、紹介したりしているブログです。

にわのわに

 

 

にわのわに

にわのわに

 

 

     絵がかわいいので画像が出なくて残念です…。回文絵本です。少々子どもには分かりにくい、古い言い回しもあるけど、よくこれだけ見つけたよね!っていう感じで盛りあがります。♪にわのわに〜♪って、ピタゴラスイッチでもありましたね。

   お話ではないけど、ことば遊びも、朝の読み聞かせにはいいかな、と思うので、候補に入れています。低学年向きですね。

 

   一度読んで、もう一度後ろからも確認しながら読むので、読むのには4分くらいかかりました。

 

バナナのかわですべったら

 

   すごく文章のテンポが良くて、読みやすいです。

    繰り返しとか、韻を踏んでいたりとか、五七五になっていたりとか、気がつかずに読んでいても、読みやすいな、聞きやすいなと思うとそうなっていたりして、面白いなと思います。

 

   バナナのかわですべったら。いったいどうなってしまうのか。

   バナナのかわをふんづけて、すべったさるのモンキッキ。かんがえて、かんがえて……

    想像が広がるステキな絵本です。

 

    作者の、もり ひさしさんは、「バナナの皮のねがい」なるものも書かれていて、なるほど、視点を変えればいろんな想いがうまれるなぁ、と思いました。

 

    バナナのかわですべる。これって小学生くらいのお友だちが大好きな事件ですよね。来年度の読み聞かせが始まったら読みたいなと思います!

 

   読むのにはだいたい、4分くらいかかりました。

ハワイの3にんぐみ

  

ハワイの3にんぐみ

ハワイの3にんぐみ

  • メディア: 単行本
 

一年じゅう夏の島、ハワイの小さな島で   ブタのカマカニ、ウマのカイリ、ヤギのアロハのなかよし三にんぐみは、まいにち浜辺で音楽をかなでつつ    

のんびりくらしておりましたが……。

 

    まずは絵がとってもステキなこの絵本。ジャケ買いならぬ、表紙借りでした。しかも、私の憧れの地ハワイの絵本とは…!ハワイだし、きっとのんびりのほほんな内容なのかな…と読んでみると。あれ?なんだか少し切ない…。意外な結末でした。三にんぐみの名前がハワイ語なので、どんな意味なのかな?と思っていたら、最後に著者の笹尾俊一さんが説明してくれていました。それもまた、うーーん。と思わせるものでした。

 

   

    読むのには、6分ちょっとかかりました。 

ゆっくり いそいで

 

ジャングルに

あめが ふると、それまで

おとなしかった

ナマケモノ

ジャングルの パラソルを

めざして、木々を

のぼりはじめました。

ゆっくり ゆっくり

いそがなくっちゃ……と。

 

  とても優しい素敵な絵本です。

 

   私はこの絵本読みながら、何かと比べたりしないで、自分らしく自分のペースでやっていきたいなぁ。子どもたちもそう思えるといいなぁ。と思いました。子どもたちにはどんな思いがのこるのかな。

 

   ちなみに、うちの子たちは、ジャングルのパラソルってアレか〜!アレかと思った〜。でした。

   楽しみに読む方がいるかもしれないので、何かはナイショにしておきます〜。

 

   読むのには、7分ちょっとかかりました。

 

ドングリ・ドングラ

 

ドングリ・ドングラ

ドングリ・ドングラ

 

 うみの むこうのしまが

ひを ふきました。

 

ドングリたちは、

いっせいに うたいだします。

 

「あかい ひを ふく あの しまへ、

とうとう たびだつ ときが きた。

さあ、いこう。うみを こえて。

ドングリ、ドングラ、ドングリ、ドングラ〜!」

 

ドングリたちの

ながい ながい たびが

いま、はじまったのです。

 

   面白い絵本です…。読みながら思わず笑ってしまいました。これは子どもたち楽しんでくれるだろうな〜。

   作者はコマヤスカンさん。他の絵本も読んでみたいと思いました!

 

  読むのには、5分くらいかかりました。

 

ヘリオさんとふしぎななべ

 

ヘリオさんとふしぎななべ

ヘリオさんとふしぎななべ

  • 作者:市居 みか
  • 発売日: 2001/10/01
  • メディア: 大型本
 

 

絵かきのヘリオさんがかった、

ふるいあなあきなべの絵には、

ふしぎな力がありました。

よなかに、もの音でめざめた

ヘリオさんが見たものは…?

 

    この絵本、うちの子たちはみんな、学校で借りて読んだことがあって、びっくりしました。

   ちょっとスリリング?なストーリーで、どうなるのかな…?って引き込まれるみたいで、読んでいたら今度、高校生になる長女が、しれっと聞いていましたよ。

 

    読むのには5分くらいです。

 

どこいったん

 

 

    前回の読み聞かせで読んだ、「ちがうねん」と同じ作者さんで訳者さんのこの本。この本の方が先に出ているんですよね。まぁなんてゆうか…ドキッとします。

どこいったん

どこいったん

 

くまが だいじな

あかい ぼうしを

さがしています。

いろんな なかまに

ききました。

いろいろ さがしました。

……だけど

ちょっと まって!

  

   この本も、読み聞かせしたら面白いだろうなぁと思っています〜。今年度の読み聞かせは、前回で終了だったので、次年度に…

 

    「ちがうねん」も、この「どこいったん」も、人のものをとったらあかん、てゆうことをいっているのだけれど、とった相手がどうなったかがはっきり描かれていなくて、子どもたちは、どうなったのかな?ひょっとして、食べられちゃったのかな…?っていうところから、じんわり、とったらあかんなぁ…って感じるのかしら。弱肉強食ってやつを感じるのかしら。小さい奴が大きい奴のものとったらあぶないんやでって感じるのかしら。まぁそんな事はふんわりと思うくらいにしてもらって、無表情な動物たちのやり取りを楽しんでもらえたらいいなぁと思います。

 

  読むのには、3分くらいです。