読み聞かせ記録帳 blog

子ども達に楽しんでもらえる絵本を探したり、紹介したりしているブログです。

1/17 読み聞かせのつづき。

 

    さて昨日のつづきです。

 昨日の2冊目はこちら。

 

   

    とってもとってもユニークな絵本?です。普通に読んだら、1分程で終わってしまいます。なので、時間が余った時に読んであげると、楽しんでもらえるかな〜と思って準備していた本でした。

   1冊目を読んだら残り時間が微妙だったので、まぁ少し早く終わってもいいやと読み始めたのですが、なんと5分近くかかってしまいました…文章はなくて、「あ」とか、「ひょ」とかしかないんですけどね〜。なんかすごく興味を持ってもらえて、色々面白い発言も飛び出したりして。文章が無いからこそ、子どもたちの想像力が働いたのでしょうね。改めて、子どもってすごいな!と思いました!

 

   では本日もこの辺で失礼いたします。

 

1/17 読み聞かせ

 

    今日は2年生の教室に読み聞かせに行ってきました。読んだのはこちら。 

 

 

    とっても綺麗な絵の絵本です。しかも、

ほんをひらいて

     よくみてごらん

かくれているひと

    みつけてごらん

という、絵の中から見つける絵本!

「どこにいるかな〜?」って聞きながら読むの好きなんです。…後ろの方の子はちょっとつまらなそうな時もあるので、教室にある、教科書とかを黒板に大写しにする、プロジェクター?使わせて欲しいなぁ…なんて。

 読むのには、3分くらいですが、会話しながらだと、もう少しかかりそうかな、と。

   

     実際に読んでみたら、やっぱり後ろの子にはちょっと…一生懸命見てくれているので、余計に申し訳ないな…と思っていたら、副担任の先生が、「事前に言ってくれたらプロジェクター用意しておきますよ〜」って言ってくださった!やった!これからは遠慮なくお願いしちゃおう〜。

    読む時間も、みんな真剣に探してくれて、どこかな〜?ってしてたら、10分近くかかってました。

 

    たまには真面目な本を選ぶけれど、基本的に、朝のひとときを楽し〜く過ごして欲しいです。今日は3冊の中から2冊選んだんだけど、もう一冊の方がどうしても読んで欲しかった子がいて、悪いことしたなぁと。次の時にぜったい読むから!って約束したので、予定表にその本の名前を書き込んでおきました。ゴメンね…。

 

    もう一冊については、また明日書こうと思います。

   今日はこの辺で失礼します。

ハリネズミかあさんのふゆじたく

 

ハリネズミかあさんは

まいにちおおいそがし。

あるひ、10ぴきのこどもたちに

ふゆのくつをつくってやろうと

おもいました。

ひつようなくつはぜんぶで20そく!

さむいふゆがくるまでに

まにあうでしょうか。

   

    綺麗な水色なので、思わず手にとってみた絵本です。

慌てん坊なハリネズミかあさんが可愛いです。絵もとっても可愛いんですが、本のサイズが小さいので、教室での読み聞かせには向かないかもです。

  でも、ご家庭での読み聞かせには良いと思います!

 

  読むのには、8分近くかかります。

 

 今日は寒〜いですね。こちらでは雪が降っていますよ…寒さに弱いので、ぼちぼちやっていこうと思います…みなさまも御自愛下さいませ。

   

  

 

コンスタンス、きしゅくがっこうへいく

  

コンスタンスは、

あまのじゃくな

おんなのこ。

きしゅくがっこうへ

はいることに

なったんだけど…… 

 

 

  前回のコンスタンスのシリーズです。

  相変わらずのコンスタンスは、学校からも見放され?寄宿学校へ…またそこでのコンスタンスのはじけっぷりに、思わず、う〜ん、さすが!と唸ってしまいました。

 

    コンスタンスの事、大嫌いになる子もいれば、すごく好きになる子もいるんだろうなぁ。うちのムスメは、コンスタンスの事、好きみたいです。ふふふ。

 

 読むのには3分ちょっとです。

 

コンスタンスとミニ

 

コンスタンスとミニ (講談社の翻訳絵本)

コンスタンスとミニ (講談社の翻訳絵本)

 

コンスタンスは、

あまのじゃくな

おんなのこ。

どのくらい、

あまのじゃくかって?

それはね……

 

  とっても可愛い?絵本です。

文と絵のギャップがたまりません。

こんなナマイキカワイイオンナノコと、ぜひ、お友だちになりたいな、と、私は思ったけれど、子ども達はどう感じるのかなぁ…反発する子もいるんだろうなぁ。もの凄く、正義感に溢れた子もいますもんね。そんな子には受け入れられにくいかなぁ。

   「わるーい!」とか、「へんだよー!」とか、わーわー賑やかに読んであげたい絵本だと思いました。

 

   読むのには3分位です。

 

 

しもばしら

 

しもばしら (かがくのとも絵本)

しもばしら (かがくのとも絵本)

  • 作者:野坂 勇作
  • 発売日: 2004/11/20
  • メディア: 単行本
 

  読むのには、5分半位かかります。

冬だし、こんな本もいいな〜と思って選びました。霜柱の上を歩くあの音が、素敵に表現されています!


   最近はあんまり霜柱を踏む、なんて経験できませんよね。私の実家は太平洋側なので、冬場はよく霜柱が出来てて、踏みながら学校へ行ったものですが…今は殆どの道路が舗装されていますもんね。

 

  実際、教室で読んだ時に、霜柱を知ってる子もいない感じでした。霜柱、って言葉も知らなかったのかなぁ。

 この辺りは雪が降るから、仕方ないですよね。放射冷却、実家ではお馴染みの言葉だけど、この辺りではあまり聞かないし。放射冷却の日に出来るんですよね、霜柱。

 

   

もりの おくの おちゃかいへ

  

もりのおくのおちゃかいへ

もりのおくのおちゃかいへ

 

    読むのには6分くらいです。

    もりの奥のおばあちゃんのうちへ、お父さんの忘れものを届けに行く、きっこちゃんのお話です。

    黒が基調だけれど、主人公のきっこちゃんの髪の毛、帽子、スカート、手袋など、所々に赤と黄色の色が散りばめられていて、印象的です。素敵な絵の、優しいお話です。

   なんとなく、ナルニア国物語の、タムナスさんを思い出しながら読んでました。彼は半人半獣で、この絵本に出てくるのは、森の動物たちで違うんですけど。あの世界観を感じた気がします。大好きなんですよね。ヒトと動物の出会い。