読み聞かせ記録帳 blog

子ども達に楽しんでもらえる絵本を探したり、紹介したりしているブログです。

ぜつぼうの濁点

   見たことありますか?スミレを食草としているであろう黒とオレンジ色の芋虫。朝から遭遇したのですが、イマイチ苦手です。あれが一体どんな成虫になるのか調べてみようと思っています。

 

 今日は、「ぜつぼうの濁点」を選んでみました。

ぜつぼうの濁点

ぜつぼうの濁点

  • 作者:原田 宗典
  • 発売日: 2006/07/01
  • メディア: 大型本
 

    作者は原田宗典さん。小説やエッセイでは名前を見たことがありましたが、絵本も書かれているとは。思わず手にとって読みました。さすがの文章です。声に出して読みたくなる文章です。「ぜつぼう」とタイトルにあるだけあって、途中までは暗い気持ちになります。朝の読み聞かせには、一日のスタートを楽しい気分で始められる絵本を!がモットーなので、悩みましたが、話の展開の素晴らしさに鳥肌し、その清々しさに魅了されて、読み聞かせで読むことにした絵本です。言葉が少し難しいので、高学年で読みました。言い回しも聞き取りにくいといけないのでゆっくり読みました。それでだいたい、10分かからないくらいでした。

  絵も本当に素晴らしいです。絵に詳しいわけではないのですが、色使いもタッチもあまり見たことがない感じで目を引きます。子ども達もしっかりと絵を見て話を聞いてくれていました。絵は柚木沙弥郎さんという、美大の名誉教授をされている方によるもので、なるほどなという感じです。そんな素晴らしい絵を見せてあげられるのもまた、絵本の魅力だなと思います。

 

 

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  フルーツホオズキなるものを育てています。花が咲きました。美味しい実がなるのか。楽しみです。実のなる植物が大好きです。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

            ではまた。