読み聞かせ記録帳 blog

子ども達に楽しんでもらえる絵本を探したり、紹介したりしているブログです。

これはすいへいせん

    今日は寝坊をしました。いつもより多めに寝ると背中が痛くなります。若い頃はどれだけ寝ても体が痛くなることなんてなかったのに...車の運転を長時間するのもキツくなりました。歳をとるってこうゆうこと。

 

  ちょっと凹んだ今日選んだのは「これはすいへいせん」です。

これはすいへいせん

これはすいへいせん

 

   谷川俊太郎さんとtupera tuperaさんのコラボ絵本です。

ことばが つながる たのしい

”つみあげうた” えほん

  ことばがつみあげられて、話の世界が広がっていって、繋がる。とっても楽しい言葉遊びの絵本です。

  読み聞かせでは、ページをめくる毎に読む量が増えていくので、最後の方はちょっと大変です。でも、何回も出てくる言葉を覚えて一緒に言ってくれる子がいたり、どんどん出てくる新キャラに笑ってくれたり、とても楽しく読み進められます。そして最後は「あ...!」とゆう驚きが。絵にもユーモアがあります。表紙の双眼鏡で覗いているかのような構図、子ども達すごく興味を持ちます。そんな、読んでいても楽しくて、子ども達も楽しんでくれる、オススメの絵本です。

    読むのには8分半くらいかかるのですが、つみあげうただけに、言葉はだんだん増えて、最後の方は、ちょっと息切れしちゃいます。でも子ども達はそうゆうのも楽しんでくれるので、そこもおいしいかなって私は思ってしまいます。

 

    今日は用事があって午後から出かけていたのですが、午前中に途中まで書いた記事が、ちゃんと保存してなかったらしく、帰ってきて開いたらなくて、泣きました。もう一度書きました。保存は確実に。

 

 くだらない結びになってしまいました。最後まで読んでいただき感謝です。

   ではまた。

あさになったのでまどをあけますよ

      昨日調べてみようと書いた芋虫は、ツマグロヒョウモンという蝶の幼虫でした。メタリックな紋を持つと表現された蛹の姿もそう言えば見たことある...

  

  今日は雨。何だか気持ちがどんよりとしてしまいます。そんな日なので、「あさになったのでまどをあけますよ」を選んでみました。

あさになったのでまどをあけますよ

あさになったのでまどをあけますよ

  • 作者:荒井 良二
  • 発売日: 2011/12/02
  • メディア: 単行本
 

    荒井良二さんの絵本ですが、絵がとても綺麗で明るい気持ちになれます。花の色や空の色、街の景色に海や山。何処かで見た事があるような懐かしい風景に、いつか行ってみたいと思うような風景。そこに住んでいる子ども達が、あさになあったので、まどをあける。自分が住んでいるここの、まどをあけた風景も、こんな風に切り取ってみたら、雨の朝も晴れの朝も、特別なものになるのかもしれない。なんて。

だから わたしは ここがすき

 そう言える風景なのかもしれない。なんて。当たり前の生活の中で、そんな風に思うと、朝、カーテンを開けて窓の外を見るのが楽しみになったり。わたしはします。だから、読み聞かせでこの本を読んだ後には、みんなは朝、カーテンを開けて、窓の外を見るかな?何が見える?明日の朝覚えてたら、見てみない?みたいな質問を、時間があればしてました。

  読むのには、2分半〜3分くらいかかりました。

 

    雨降りの日にかわいいお客様が。

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

     ではまた。

ぜつぼうの濁点

   見たことありますか?スミレを食草としているであろう黒とオレンジ色の芋虫。朝から遭遇したのですが、イマイチ苦手です。あれが一体どんな成虫になるのか調べてみようと思っています。

 

 今日は、「ぜつぼうの濁点」を選んでみました。

ぜつぼうの濁点

ぜつぼうの濁点

  • 作者:原田 宗典
  • 発売日: 2006/07/01
  • メディア: 大型本
 

    作者は原田宗典さん。小説やエッセイでは名前を見たことがありましたが、絵本も書かれているとは。思わず手にとって読みました。さすがの文章です。声に出して読みたくなる文章です。「ぜつぼう」とタイトルにあるだけあって、途中までは暗い気持ちになります。朝の読み聞かせには、一日のスタートを楽しい気分で始められる絵本を!がモットーなので、悩みましたが、話の展開の素晴らしさに鳥肌し、その清々しさに魅了されて、読み聞かせで読むことにした絵本です。言葉が少し難しいので、高学年で読みました。言い回しも聞き取りにくいといけないのでゆっくり読みました。それでだいたい、10分かからないくらいでした。

  絵も本当に素晴らしいです。絵に詳しいわけではないのですが、色使いもタッチもあまり見たことがない感じで目を引きます。子ども達もしっかりと絵を見て話を聞いてくれていました。絵は柚木沙弥郎さんという、美大の名誉教授をされている方によるもので、なるほどなという感じです。そんな素晴らしい絵を見せてあげられるのもまた、絵本の魅力だなと思います。

 

 

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  フルーツホオズキなるものを育てています。花が咲きました。美味しい実がなるのか。楽しみです。実のなる植物が大好きです。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

            ではまた。

なずず このっぺ?

    気圧のせいでしょうか。頭痛がします。この季節の体調管理はなかなか難しいです。自分に優しくしたいですね。

 

   今日の絵本は「なずず このっぺ?」です。

なずず このっぺ?

なずず このっぺ?

 

    この絵本なんと、昆虫語の絵本なんです。何て言ってるのかさっぱり分かりません。分からないけれど、読んでいくうちに何となく分かっていく。そんなちょっと変わった絵本です。昆虫嫌いの子にはちょっと...とも思いましたが、私もゆうてそんなに得意ではありませんが、途中、ちょっと...だけ...目を逸らしながら読むところはありますが...しっかりと楽しめます!絵も素敵です。虫達の顔に愛嬌があって、生き生きと描かれています。絵の中に、よく見ると気がつく変化があるので、じっくりと絵を見せたい絵本でもあります。読むのには、さらっと読むと3分半位ですが、反応が良くてやり取りをしていると、5分、もうちょっとかかってくると思います。

  読み聞かせではみんな、真剣に考えながら聞いてくれていました。そして、なんて言ってるのか分かると、嬉しそうに、「分かった!〜は〜って意味だ!」って言ってくれていました。

 帯に虫語の解説がのっていて、「じゃじゃこん!」は「ばいばい!」なのですが、読み聞かせを終えて帰るときに、「じゃじゃこん!」と言ってくれた子達がいて、すっごく嬉しかったです。また頑張ろう!って思いました。

 

    大雨による被害のニュースが流れてきます。水による被害は備えたものもダメにしてしまうので大変だと思います。明日は我が身かもしれません。募金など、できる事をしようと思います。

  最後まで読んでいただきありがとうございました。

  ではまた。

たなばた

   今日は七月七日、七夕ですね。子どもが幼稚園の頃には、園で七夕祭りがあって、短冊に願い事を書いたり、笹をもらって七夕飾りを飾ったりしていましたが、それもなくなりました。今年は、次男は学校で短冊をもらって、公民館に笹が用意されているそうで、付けに行っていました。

   今日の絵本は「たなばた」です。

たなばた (こどものとも傑作集)

たなばた (こどものとも傑作集)

  • 作者:君島 久子
  • 発売日: 1977/04/01
  • メディア: 単行本
 

   以前に、この絵本を読み聞かせしたことがありますが、子ども達、真剣に聞いてくれたのですが、「なんか、知ってるたなばたのお話とちがう。」という感想をもらいました。私も最初に読んだ時にそう思いました。作者の君島久子さんが、中国民俗学、文学、特に民間伝承および児童文学を研究されているからでしょうか。子供騙しでない...というと語弊があるかと思うし、本当は怖いグリム童話、とかそういった感じ、と言えばいいのか...でも、読むにあたって問題があるとかでは決してないです。むしろ、表現がありきたりでなくて、絵も本当に美しくて、ぜひ子ども達に読んで欲しいと思える絵本です。 

 読むのには、7分ちょっとかかります。

 

 最近はRADWIMPSの曲を聞くことが多いです。中でも「夢番地」がヘビロテ曲です。気に入った曲は繰り返し聞くタイプです。

 

 取りとめのない結びでしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

   ではまた。

  

 

だいぶつさまのうんどうかい

 

   小6次男が水筒を忘れたので、走って追いかけて渡せたのは良かったですが、私のダメージが...日頃の運動不足を反省しつつ特に何もしない。

 

 今日の絵本は「だいぶつさまのうんどうかい」です。シュールな絵ですよね。大仏様たちが運動会してます。かなり好きな絵本です。件の次男も大好きです。

だいぶつさまのうんどうかい

だいぶつさまのうんどうかい

  • 作者:苅田 澄子
  • 発売日: 2017/08/25
  • メディア: 単行本
 

きょうは ほとけさまたちの うんどうかい。

てが いっぱいの せんじゅかんのんさまは、

たまいれで だいかつやく!

でも、だいぶつさまは...... 

   この絵本は去年、修学旅行へ行ってきた6年生の教室で読みました。京都、奈良へ行っているので、大仏様の他にも見覚えのある仏様が出てくると、「コレ見た気がするー!」など、修学旅行の思い出話も少し聞けました。先生にも、「面白い絵本ですね」って褒められ..?ました!

  確かに、ジャージ姿の弥勒菩薩様がいらっしゃったり、かなり面白い内容です。絵も、色遣いが渋くて落ち着いているような気がするのですが、ポップで子ども達にも親しみが湧くのかなと思います。さらに、カバー裏には仏像の解説があり、勉強にもなります。

   読むのには、さらっと読んで6分ちょっとかかりました。

 

    スモークツリーの葉に水滴があって、昨日の絵本、「あめのひ」を思い出しました。あんなに素敵には写せなかったけれど、綺麗でした。

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  最後まで読んでいただきありがとうございました。

   ではまた。

あめのひ

    今日も雨が降ったり止んだりの天気です。こんな日が続くと気分が沈みがちになります。なので、「あめのひ」にちょっとワクワクが生まれそうなこの絵本を選びました。

あめのひ (児童書)

あめのひ (児童書)

 

あさ、めが さめると

あめが ふっていた

ぼくは そとにいきたくて

たまらない。

あめの なかで あそびたいんだ。

でも、おじいちゃんは、あめが

やむのを まとうって いう。

 

ようやく あめが やむと・・・?

  子供の頃の、雨の日に遊ぶ楽しい気持ちを思い出させてくれる素敵な絵本です。濡れるのが苦手な子どももいますけど、特に大人になると、濡れるのが嫌だったり、風邪をひく、などの理由から雨の日って嫌いになっちゃいますよね。確かに雨が降っている間は出かけたくないですが、雨が止んで、雲間から日が差してきたりすると、気持ちもぱぁっと明るくなったり、虹を探してわくわくするあの感じを、この絵本は教えてくれたり、思い出させてくれます。絵も本当に素敵で、この絵本に描かれている水の雫や、水面に映る風景は見惚れてしまいます。こんなに素晴らしい景色が自分の周りにもないだろうかと探したくなります。

 読むのには3分くらいかかります。雨の続くこんな季節に読んであげたいです。

 

 

     紫蘇ジュース、やっと作りました。今回はしっかり煮出して、さらにぎゅうぎゅう絞ったので、紫蘇の味が濃くなりました。砂糖の分量を前回と同じにしたので、甘さ控えめになりました。長期保存には向かないそうです。私は夏中に飲んでしまうつもりなので問題ありませんが...

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  今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

       ではまた。